性病ごとの症状と治療法 

泌尿器科

男性の性病は泌尿器科で見てもらうことが多いです。
泌尿器科は、膀胱炎など尿道周辺の病気を専門に見てくれる所です。

泌尿器科に診療に行く

男性の性病・性感染症の場合には、性器から尿道に細菌が侵入して性病の症状が起こり、陰部に強い痛みを感じるようになって受診する場合がほとんどです。
こういった症状が出てから、検査をする場合には総合病院での泌尿器科のある所を選びましょう。
性病だけでなく尿道周辺に起こっている病気、たとえば排尿障害についても泌尿器科で見てもらえます。
膀胱炎になったとき、排尿障害を感じた時には一度泌尿器科を訪れてみましょう。
それが性病・性感染症の、数少ないサインかもしれません。早期発見のきっかけになります。

泌尿器科と排尿障害

排尿障害とは尿の出が悪くなったり、尿漏れが起こったりすることです。
急に頻尿が起こるようになった場合なども泌尿器科を受診します。
そこから前立腺がんなどが発見されることがあるので、トイレがやたらと近くなったらすぐに泌尿器科で診てもらってください。
我慢できるような時間にもトイレを我慢できないのは、尿道から入ってきた細菌で、膀胱がトラブルを起こしている一番の証拠です。
水をたくさん飲んでトイレに通いつめ、雑菌を洗い流してしまう方法も性病によっては有効です。

しかし、尿道から膿が出てくるような状況なら、すでに雑菌は尿道内で炎症を起こしています。
膀胱の炎症は多少、尿で洗い流されるのですが、淋病の原因になる淋菌は繁殖力も強いので、抗生物質を処方してもらいましょう。
早い段階で抗生物質を飲むことで症状は治まります。