性病ごとの症状と治療法 

ヘルペス

性器ヘルペスに感染してから、実際に症状が発症するまでは約一週間の潜伏期間があります。
性病の中でも痛みがひどい病気です。
Wikipediaの記述を借りると「潰瘍そのものの」、ただれ方と神経痛が襲いかかる性病で、治癒するまでの期間は非常な苦痛をともないます。

ヘルペスの症状

発症すると、性器や口腔内など、性器ヘルペスが感染した部位がただれたり、水ぶくれになって破れたりして、痛みが起こります。
水ぶくれができて破れ、色素が沈着するまで2週間か4週間かかりますが、自然に水ぶくれがつぶれると、病気は治まります。
発症すれば特徴的な症状なので、すぐにわかります。

ヘルペスの感染経路

かつては口の中に感染しやすいタイプの性器ヘルペスウィルスと、陰部に感染しやすいタイプのウィルスとがありました。
ですが、今はオーラルセックスが当たり前なので、タイプも何もなく、どちらにも感染し得る性病として認知されています。
神経に来る痛みなので、単純な性器の痛み、かぶれなどのほかに神経麻痺を引き起こします。
排尿しづらくなったり排便しづらくなったりして、そこから合併症が起こることもあります。

ヘルペスの治療法

治療薬を一年間毎日服用する治療が一般的です。
性器ヘルペスは、神経節に潜伏感染するウィルスによって発症するので、一度感染すると持病になってしまう可能性があります。
それを防ぐために、継続的に投薬して、ウイルスを完全に死滅させます。性器ヘルペスの治療薬は保険適用です。
また、初感染の相手の7割は無症状と言われ、早期発見の困難な病気です。