性病ごとの症状と治療法 

性病・性感染症検査2

Q.なんだかんだ言って同性愛者のほうがエイズの感染率高いと思う。
A.同性愛者のほうが、エイズ検査を積極的に受けています。
30代前半の男性同性愛者を中心に、たしかにHIV感染者数もエイズ患者も増えています。
しかし、エイズにかかっているかもしれないから献血を避けて通るような現状にあって、じかにHIVウイルスの怖さを聞かされてきた同性愛者のほうが、前向きにこの問題に取り組んでいます。
もちろん個人差はありますが、異性愛者に比べて、見て見ぬふりをしようのない状況に置かれている分、意識して検査を受けていることと思います。
今のところ、異性愛者は若年層にHIVウイルス感染者が多く、中年層にエイズ患者が多いです。
これは、昔HIVウイルスにかかった人が、発病の段階になって初めてエイズにかかっていたことがわかる状況にあるということを物語っています。
ゲイどうし、ビアンどうしのコミュニティの緊密さに比べ、異性愛者を取り巻く性の現状はあまりにも無防備な状態にあります。
Q.感染していたことがわかったけど、生理中なので生理が終わるまで行かないほうがいいような気がする。
A.すでに病名が検査キットなどで判明しているのなら、生理中の状態でも病院に行ってその旨説明すれば、治療用の抗生物質や塗り薬を処方してくれます。
性感染症の治療にはかなり時間がかかるので、早め早めに動いて、薬を処方してもらいましょう。