性病ごとの症状と治療法 

性病・性感染症症状

Q.おりものが変です。性病でしょうか?
A.以下に、性感染症と症状の特徴を挙げます。
クラミジア生ゴミのような臭いのするおりもの。
トリコモナス膣炎黄色い、泡立つおりもの。悪臭が強い。
淋病(淋菌性膣炎)黄色いおりものだが膿のようなどろっとした感じ。
         淋菌性の病気は痛みをともない、発熱することもあります。
カンジダ症酒かす状ともチーズ状とも言われるおりもの。
       水分の多いおりものの場合……膣カンジダ症。
       ぱさぱさのおりものの場合……外因カンジダ症。
コンジローム外陰部や膣内にいぼ。
        性器周辺にある場合にはコンジローマの可能性が高い。
大腸菌が膣内に侵入悪臭を放つ褐色、もしくは緑色のおりもの。
         (体内で悪性のカビが繁殖している可能性があります)
性感染症のときのおりものはしばしば強い臭いを発し、量も増えます。
体が異常を教えてくれることは性病・性感染症の場合にはなかなかないので、すぐに病院に行って対処しましょう。
Q.尿の色が変。性病でしょうか?
A.尿の色は無色透明から褐色まで、その日の体内の水分量(汗をかいたのと摂取した水のバランス)によって決まります。
まずは水を多めに飲んでみましょう。
異常がなければ尿の色は自然に薄くなりますし、雑菌があったとしても尿で洗い流されてしまいます。
尿の色よりも排尿痛のほうがバロメーターになります。
水をたくさん飲んでトイレに行くと、脂汗が出るほどの痛みが淋病の際には起こります。