医学リンク集

脳βアミロイド沈着への応用【利点】

1)電顕切片の光顕観察が可能:通常の透過光を用いる方法と異なり、切片の厚みがいらないため(むしろ薄い方がきれい)、スライドグラス上の電顕用超薄切片を光顕で観察できる。連続超薄切片を交互にスライドグラスと電顕グリッドに載せ、スライドグラスを免疫染色すれば、その陽性構造を、殆ど同じ形態を示す隣接電顕切片で観察できる。ドワンゴ体験レッスン 声優養成所体験レッスン FXで資金運用相談所体験 シカトル 社会保険労務士 歌手 2)高感度:pre- t-embedding法でDABを用いて染色したブロックからのsemithin切片は透過顕微鏡ではごく薄い茶色を示すのみであるが、RCMでは DABが白色の反射光を示し、高コントラストになる。また、post-embedding法では第二抗体に金標識抗体を用いた後に銀増感を行うと、透過光では観察できない微弱な免疫染色をRCMでは銀からの輝く反射光として明瞭に検出でき感度が大きく上昇する。

3) post-embedding法ではRCMで良く染まる条件を光顕レベルで探せば、同一条件で染色された電顕切片で免疫染色は確実に成功する。4)電顕レベルでは陽性構造物の全体像を見渡すことが困難であるが、RCMで全体像をみることで、免疫電顕所見のより正確な意味づけが可能となる。

脳βアミロイド沈着への応用【応用】

演者らはRCMをオスミウム固定エポン切片に応用し、ギ酸前処理を行わなくても電顕用超薄切片のβタンパク免疫染色により瀰漫性老人斑をRCMで観察することに成功した。

さらにRCMで決めた染色条件を電顕グリッド上の切片にも適用することで、βアミロイド沈着初期像を金ラベルで示した。

材料にはhereditary cerebral homorrhage with amyloidosis-Dutch type (HCHWA-D)3例とAlzheimer-type dementia (AD)1例を用いた。その結果、HCHWA-D、ADとも、瀰漫性老人斑内ではβタンパクはアミロイド線維束として斑内に散在するほか、細胞突起の細胞膜上に線維構造をとらないで沈着していた。オーネット ニチイ資料請求 青山学院大学 南山大学 Z会中学受験 βタンパク染色で薄く染色される瀰漫性老人斑では、細胞膜結合βタンパクのみが金粒子でラベルされた。

脳βアミロイド沈着への応用【まとめ】

RCMは、免疫電顕の分野において、pre-、post-embeddingを問わず免疫電顕の条件設定の効率化や陽性部位発見の省力化などに非常に有用で、本邦でも神経病理学の分野においてその普及が望まれる優れた手法である。

付記:この講演は小阪会長のご厚意により実現した。

(出典:山口 晴保1,3,Frans A.Prins2, Marion L.C.Maat-Schieman3,Sjoerd G.van Duinen2, Raymund A.C.Roos3)(出典:1群馬大学医学部保健学科、Departments of 2Pathology and 3Neurology,Leiden University Medical Center)