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Reflection contrast microscopeを用いた免疫電顕の効率化

我々は、reflection contrast microscope (RCM)という新手法を用いたことで、超微構造の保たれたオスミウム固定エポン包埋切片上のimmuno-gold染色を行って沈着したβタンパクの局在とその超微構造を明らかにすることに最近成功した。そこで、この新手法の神経病理分野での有用性を紹介したい。

脳βアミロイド沈着への応用【原理】

RCMは落射蛍光顕微鏡を基にした光学顕微鏡で、切片に落射光を当てその反射光を観察する。派遣登録 Z会中学生コース 横浜商科大学 Z会合格実績 vee school キセノンまたは水銀ランプからの光がcentral stop(中央部が光を通さないドーナッツ型のフィルター)と偏光フィルターを通り、ハーフミラーで反射して油浸対物レンズを通して組織切片上に照射される。

切片表面からの反射光は偏光フィルターを通過し、ハーフミラーを透過して接眼レンズに至る。対物レンズには1/4l板(光の位相をずらすフィルター) が組み込まれており、コントラストを上昇させる(Leica Scientific and Technical Information 11:98-113,1997参照)。落射蛍光顕微鏡があれば、central stop、偏光キューブ(紫外線吸収フィルター要)、専用対物レンズでRCMに作り替えることができる。

脳βアミロイド沈着への応用【歴史】

RCMは1975年にLeiden大学病理学教室Ploem元教授らによってLeicaと共に開発された。

はじめRCMは、培養細胞に上から光を当てて、細胞と培養容器との接着面を検出することに利用された。

その後、in situ hybridizationで染色体上にある特定のDNA配列の高感度検出や、培養細胞表面抗原の検出などに応用が広がった。近年は、免疫電顕に使われるようになり、超薄切片上で免疫染色陽性部位の高感度検出に役立っている。